【お手軽】粗大ごみの解体にオススメなのこぎり3選と選び方

粗大ゴミを収集場所まで持ち運べるサイズに解体したいと思ったら「のこぎり」が必要ですよね。

しかし、DIYや仕事でのこぎりを使わない方は、いったいどれを選べば解体しやすいのかわからないでしょう。

そこで今回は、粗大ゴミの解体におすすめなのこぎりを3つご紹介します。

あわせて選ぶときのポイントも説明するので、これからのこぎりを調達する方はぜひ参考にしてください。

粗大ごみは解体することで無料で捨てられる

市区町村指定のゴミ袋に入らないゴミは、基本的には粗大ごみとして捨てることになります。

しかし、粗大ごみは収集場所に出せる日にちが決まっているだけでなく、処分に費用がかかるのです。

そこでおすすめしたいのが、解体して「無料」で処分する方法。そのままのサイズでは粗大ごみ扱いのものでも、のこぎりで解体して小さくし、指定のゴミ袋に入れば無料で捨てられます。

ただし、エアコンやテレビなど家電リサイクル法に指定されているものは、分解して捨てることが禁止されているので注意してください。

念のため、解体する前に家電リサイクル法に指定されていないかチェックしておきましょう。

粗大ごみ解体用のこぎりの選び方

粗大ごみを解体するためにのこぎりを購入する場合は、DIY用に購入するときとは少し違った選び方になります。

のこぎりをあまり使った経験がない方のために、選び方のポイントを3つご紹介しましょう。

電動かどうか

粗大ごみを指定のゴミ袋に入るサイズまで解体しようと思うと、何度もごみをカットしないといけません。手動ののこぎりでは解体しきる前に疲れてしまうので、電動のものを選びましょう。

電動のこぎりの中にも、電池で使える簡易的なものや、コンセントに挿しながら使うもの、充電式のものなどいろいろな種類があります。

コンセントタイプは充電の残量を確認しなくて良いですが、コードの長さが足りる範囲で作業しないといけません。

充電タイプはどこでも使えますが、フル充電で長い時間使えるものでないと、解体中に充電切れになってしまう可能性があります。

このように電動のこぎりでもモノによってメリット・デメリットが異なるので、解体するごみの種類とかかる時間、作業場所などを考慮して使いやすいのこぎりを選びましょう。

角度の調節機能が付いているかどうか

のこぎりは角度によって切れやすさが変わりますが、のこぎり自体の角度が変えられないと、自分の体勢で調節しないといけません。

男性ならどんな体勢でも構わないかもしれませんが、女性や力の弱い方が使うときは、のこぎり自体に角度の調節機能が付いていたほうが楽に解体できます。

角度調節機能がついていると解体しやすくなるだけでなく、狭いスペースでも解体できる点もメリットです。

機能付きとなしを比べて、そこまで価格差があるわけではないので、解体用ののこぎりを買うなら、角度が調節できるものを選びましょう。

処分したい材質に適しているか

のこぎりはどんな材質ものもでも切れるというわけではありません。

木材、金属、プラスチック、それぞれどの材質が切れるのか、のこぎりによって異なるのです。

タンスや木製の棚なら木材用を、ステンレスラックなら金属用、プラスチックの衣装ケースならプラスチック用というように、解体処分したい材質に適したのこぎりを選んでください。

中には金属と木材の両方が切断できるタイプもあるので、いろいろな粗大ごみを解体するなら、複数の素材に適したのこぎりを購入すると良いです。

粗大ゴミの解体に便利なのこぎり3選

ではここから、粗大ごみを解体するときにおすすめしたいのこぎりを3つご紹介します。

このうち、自分が一番使いやすいと感じるのこぎりを選べば、楽に解体できるはずです。

Primero(プリメロ) AC100V DN-600AZA

引用元:https://www.amazon.co.jp/

「Primero(プリメロ) AC100V DN-600AZA」は、木材と一般金属の両方が切断できるのこぎりです。

木製のラックの中に金属のパイプが入っているような場合は、こののこぎりなら1つで全て解体できます。

電源コード式でコードの長さは2mと比較的長め。コンセントから作業場までの距離が長くても使いやすいのが特徴です。

価格は約7,000円。木材用と金属用の2台購入することを考えるとリーズナブルですが、残念ながら角度の調節機能がありません。

作業スペースが広めに取れる方のほうが使いやすいかもしれませんね。

ハイスパイマン 岡田金属

引用元:https://www.monotaro.com/p/3509/2127/

「電動のこぎりは騒音が気になるので使いにくい」という方におすすめなのが「ハイスパイマン 岡田金属」です。

これは電動のこぎりではないので騒音が出ず、耐久性のある刃先を使っているので壊れにくいのが特徴。狭い場所でも使えるので、一人暮らしの女性が使うのに良いかもしれません。

鉛や真鍮、鉄管、アルミフレーム、銅管、スチール入りの芯などさまざまな材質が切断できるのに、値段は約1,000円とリーズナブル価格です。初めてのこぎりを購入する方にもおすすめ。

HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 ブレーキ付電気丸のこ

引用元:https://www.monotaro.com/p/7522/6523/

HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 ブレーキ付電気丸のこは、木材を切断するのに適した電動のこぎりです。

パワフルモーター搭載なので、木製ベッドなど大きな家具も楽にカットできるでしょう。

「パワーがあるのこぎりは重たいのでは?」と心配する方もいるでしょうが、こちらは軽量タイプなので重さは2.2kg。

5kgのお米の半分程度の重さなので、女性でも取り扱やすいのではないでしょうか。

価格は約9,000円と少し高めですが、パワーを考えるとこれでも安いぐらいです。木材を解体する機会が多いなら、HiKOKI(ハイコーキ) 旧日立工機 ブレーキ付電気丸のこが使いやすいでしょう。

粗大ごみを解体して捨てるのは一般的

粗大ごみを解体して捨てるのは、実は一般的な方法なのです。粗大ごみとして破棄すると1つあたり1,000円以上は費用がかかるので、それを考えると解体して無料で破棄するほうが断然お得。

のこぎりがあれば解体できますし、電動のこぎりなら女性でも解体が可能。

粗大ごみを出すときはぜひ、無料で捨てられるのこぎりでの解体を検討してみてください。

まとめ

粗大ごみはそのまま捨てると1つあたり1,000円以上の費用がかかりますが、解体してゴミ袋に入れれば無料です。

のこぎりの購入費用はかかりますが、断捨離で出た粗大ごみの数が多いならもとを取れるはず。

のこぎりが一つあると何かと便利ですから、ぜひこの機会に購入を検討してみてください。